サンゴの産卵予想日&日程 2025年

2025年サンゴの産卵予想日が出ました。
日程をチェックして、サンゴの産卵に立ち会いに行きましょう!

期間:2025年 6月11日(水)~6月14日(土)頃
場所:恩納村メイン  万座・真栄田岬・山田
状況により   北部・宜野湾

※2005年の日程について
例年は2クール予定していますが、2024年のサンゴの大規模白化により、サンゴの減少と白化後の産卵がどうなるのかわからない・・・という
事もあるため、1クールのみのご案内としました。

※予定日以外で急遽産卵の情報があれば潜りに行く場合もありますが、いつなのかは確約できませんのでご了承下さい。

毎年ご予約が早くなってきています。
ご希望の方はお早めにご検討ください。
<(_ _)>

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サンゴの産卵に立ち会う

今年もサンゴの産卵予想日をアップしました。

必ず当たるという事ではありませんが、過去のデータをもとに確率の高い日を予想しています。

出来るだけ多くのゲストさんと一緒に観察できるよう、調査を行い、情報を提供したいと思いますのでよろしくお願いいたしますm(__)m

 

1日だけで狙うのは、かなりハードルが高くなります。なるべく数日産卵を狙う方が、見られる確率は上がります(^^♪

ご興味のある方は、ご参加条件など詳細をご確認いただき、お早目のご予約お待ちしています。

 

※2024年のサンゴの白化により、いつも見に行っている万座のミニドリームホールはサンゴが50%以上減っています。

昨年までのような大きな産卵は見られないかもしれませんが、生き残ったサンゴ達がまた産卵してくれるのかどうか、、

期待と不安が入り混じった年となりそうです。

2025年の産卵はこのような事情もありますので、その点ご理解の上ご予約下さい<(_ _)>

 

■  詳細ご案内 はこちら

 

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万座 ミニドリームホール
ミドリイシの大産卵


ヤッコミドリイシの産卵

産卵のピーク時はサンゴの卵に包まれます・・・。


なかなか大産卵に当たることは少ないのですが、もし見る事が出来たら・・・感動すること間違いなしです

 


ワイドで撮るなら・・・この角度も魅力的です。

 


お好みでいろんな角度から撮ってみると新しい発見があるかもしれません。

 


エキジット間際。いつもお世話になっている万座の船長親子の2人とサンゴのバンドル(卵)

産卵前~産卵始め~ピーク~終焉~エキジット間際
っとサンゴの産卵はマクロもワイドも狙い所がたくさんあるので、素敵な時間はあっという間に過ぎていきます(^^♪

 


産卵前の写真

スローライフでは、当日ゲストさんが潜る前に、スタッフがサンゴの状態を確認しに潜ります。

この状態のサンゴを見つけたら ✨
産卵はほぼ確実です


あとはサンゴの産卵を待ちましょう♪

 

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ユーチューブでも、サンゴ産卵の動画をアップしていますので、気になる方は見てくださいね(^^♪

スローライフチャンネル

サンゴの産卵動画です。

2020年は万座で、ユビ系、テーブル系のサンゴの産卵が大当たり。中でもハートの形をしたサンゴの産卵を見事Get 個人的にもとてもうれしい瞬間でした♡

昨年の産卵動画などは、スローライフチャンネルに載せていますので、見たい方はチェックしてくださいね。

 

サンゴの産卵をまだ見たことがない方も、今年はぜひチャレンジして感動のシーンに一緒に立ち会いましょう

 

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【詳細ご案内】

2025年 サンゴの産卵予想日

 

予約状況 2025/4/2 現在

〇・・・余裕あり
△・・・残席若干
✖・・・ほぼ満席

①日程(満月)

結果報告 6/15日

【6月9日(月)大潮 調査ダイブ】 クシハダミドリイシの超小規模産卵

【6月10日(火) 大潮 調査ダイブ】産卵確認できず

【6月11日(水)大潮 残席〇】⇒産卵確認できず
【6月12
日(木
)大潮 残席△】⇒産卵確認できず
【6月13(金)中潮 残席】⇒キクメイシの産卵が超小規模確認。ミドリイシの産卵は見れず
【6月14日(土)中潮 残席 ×】⇒キクメイシと被覆系の中規模な産卵を確認。ミドリイシの産卵は確認できず。

 

●日程について詳しくお聞きになりたい方はお問い合せください

●予想日程以外でも産卵状況により急遽潜りに行く事もあります。

●期間中はスローライフスタッフが調査を行っています。日程が近付けば近付くほど狙って見られる確率が高くなりますので、ご予約ご希望の方はブログフェイスブックでもチェックしてくださいね。

 

参加条件

サンゴの産卵ナイトダイブ

●Cカード保持者
(オープンウォーターライセンス以上)

ナイトダイブ経験者の方

●ダイビング経験本数【50本以上】の方

●暗い所、閉所が平気な方

●耳ぬきがスムーズにできる方

●1年以内にダイビングされている方

●スタッフに手をかりずにフリー潜降・浮上ができる方

水中ライト必携です。お持ちでない方はレンタルをお願いいたします。レンタル料/1,000円

●ダイビング後、帰りの飛行機まで18時間以上空きがある方 *産卵ダイブのエキジットは23時頃です。翌日お帰りの場合【飛行機出発が18時以降】に限ります。減圧症予防のため、できるだけ飛行機出発が翌日にならないよう予定を組んでください<(_ _)>

 

上の参加条件に満たない方はご参加できません。

スローライフを初めてご利用の方参加条件を満たしている場合も、日中のチェックダイブが必要です。事前にご予約・または当日の日中にご参加をお願いいたします。

※スローライフで潜られた事のあるリピーター様:ご相談の上参加できるかどうかを判断させていただきます<(_ _)>

安全にダイビングを行うためにご協力よろしくお願いいたします。

 

開催場所

恩納村・万座をメインに、真栄田岬、山田方面の産卵を狙います。※状況によっては、宜野湾や北部まで行く場合もあります。

【万座出港・瀬良垣漁港(せらがきぎょこう)】

集合時間

お店集合:20:00
現地港集合:20:30

 

料金(税込)

サンゴの産卵 ナイトダイブ(1ボート)
料金:14,000円

※基本的にボートで行います。
※ビーチダイブの場合は恩納村周辺12,000円/北部14,000円
※産卵の状況によっては、2ダイブをおすすめする場合があります。現地でご検討いただき、2ダイブの場合は追加料金6,500円です。

レンタル器材
●フルレンタル/5,000円

●BCD・レギ・スーツ/各1,500円
●フィン・マスク・ブーツ・シュノーケル/各500円

水中ライトは必携品です。お持ちでない方はレンタルをお願いいたします。
●水中ライト/1,000円

 

エンリッチタンクレンタルできます

●料金 1本/1,200円

 

ご確認ください。

●確率の高い予想日を出していますが、自然の事ですので、当日の海況や天気などによっては産卵が見られないこともあります。100%保証はできかねますのでご了承ください。

●1日だけで産卵を見られるのは、かなりラッキーだと思ってください。連日潜って産卵を狙うつもりでのご予約をおすすめします。

●産卵予定日が近くなると、調査による情報の精度が上がり、見られる確率が高くなります。ご遠慮なくお問い合せください。

●産卵しなかった場合は、通常のナイトダイビングに切り替えて潜ります。産卵しなかった場合の返金はいたしかねますのでご了承下さい。

 

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恩納村・万座ダイヤモンドビーチにて
※現在は2024年の白化でサンゴが無くなってしまいました(涙)

 


大きなサイズのサンゴを狙って、迫力のある産卵を見たり・・・


万座ミニドリームホールのテーブルサンゴの産卵。

 


産卵する時間が違う種類のサンゴを狙って、色々なサンゴの産卵を見ることもできます。


産卵に夢中になって、足元や見えないところにあるサンゴを折らないように、気を付けましょう。

 


サンゴの産卵以外にもナイトダイビングならではの楽しみもあります。
夜になると普段と違う体の色をしている生物がいたり・・・

イソギンチャクモエビ(ナイトカラーバージョン)

 


セミエビに出会ったり・・・


ご飯を食べるため、エスカ(疑似餌)をぶんぶん回して小さい魚をおびき寄せるカエルアンコウ。
サンゴの産卵以外でも夜の海は魅力にあふれています!✨

 

サンゴの産卵ナイトダイブを終えて結果報告と考察

 

2025年 サンゴの産卵ナイトダイブを終えて

今年のサンゴの産卵ナイトダイブは、予想日の4日間すべてにおいて、狙っていたミドリイシの産卵を確認することができませんでした。

予想日の2日前(6/9)から調査を開始し、その初日にクシハダミドリイシ(テーブルサンゴ)のごく小規模な産卵を確認。この時点での予想は二つ。

ひとつは前向きな見立てで、6/9を皮切りに産卵がパラパラと始まり、予想日にも本格的な産卵が見られるだろうというもの。

もう一方は、すでに数日前から産卵が始まっており、6/9の産卵は“ラストの個体”だったのではないかという見方。
実際、今年は梅雨明けが非常に早く、全国的にも産卵のタイミングが早まっていた地域が多かったため、この可能性も否めません。

さらに今年は旧暦の6月が2回ある閏年だった影響で遅れた可能性もあるとか・・・。
石垣や離島はあまり関係なかったのであくまでいろんな可能性を考えた場合。


ナイトダイブの4日間の記録

● 6/10
この日は他のサンゴたちも静まり返り、産卵は一切確認できず。
すでに終わってしまったのか、それとも前夜の産卵が“フライング”だったのか…確証は得られず、不安が残る夜でした。

● 6/11・12(予想日1・2日目)
いよいよ本命の予想日。
しかしサンゴは完全に沈黙。水中の雰囲気もいつもより静かで、産卵時によく見られる“お祭りのようなにぎやかさ”はありませんでした。

● 6/13(予想日3日目)
この日は調査に入った時点で、夜の海がにぎやか。虫も多く、雰囲気は悪くありません。
キクメイシ類のいくつかが産卵を開始しましたが、数は少なく、ゲストにしっかり見せられるようなシーンは確認できず。
ミドリイシはこの日も沈黙。

● 6/14(予想日4日目・最終日)
海況は少し荒れ模様。
前夜の雰囲気をふまえて、調査を早めに開始。ミドリイシに反応がないことを確認後、早々にキクメイシ狙いへシフト。
ゲストと一緒に早めのエントリーをしたことで、無事にキクメイシの産卵に立ち会うことができました。
規模は中程度ながら、バンドル(卵)も多く、見応えのあるシーンでした。


総括と来年への展望

結論として、ミドリイシの産卵は今年の予想日前に終わってしまった可能性があります。
あるいは、次の潮回り(7月)で再び産卵があるかもしれませんが、これは実際にその時期になってみないとわかりません。
いずれにせよ、これまで蓄積してきたデータが通用しない、読みにくい年だったことは間違いありません。

背景には、以下のような要因が考えられます。

  • 恩納村エリアでは、2024年に大規模な白化現象が発生
     → 浅場のサンゴは9割以上が消失、やや深場でも5割以上が消失

  • 2025年は梅雨明けが例年よりも半月以上早かった

  • 水温の上昇が例年より遅く、梅雨明けと同時に一気に水温が上昇
     → そのタイミングで産卵が進んでしまった可能性がある

今回ご参加いただいた皆さま、夜遅くまで本当にありがとうございました。
今年はミドリイシの産卵には立ち会えませんでしたが、参加して頂いたゲストの皆様に感謝いたします。

来年は今回のデータをふまえ、予測を立てていきますので、またぜひ一緒に潜りに行きましょう!

ありがとうございました<(_ _)>

 

 

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 過去のサンゴの産卵ブログや動画はこちらをご参照ください。

スローライフチャンネル(ユーチューブ)


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スローライフinformation

 

 



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